88歳になる義母が心筋梗塞を起こし、病院に運ばれるも、そのまま帰らぬ人となりました。一人っ子の妻を私がサポートして通夜・葬儀を営み、49日も無事に済ませる事が出来ました。
義母は、我が家から電車を乗り継ぎ1時間半近く掛かる隣の県の新興住宅街に住んでいました。義父が2年前に亡くなり、義父の衣類は妻が出かけて処分したものの、趣味品等はそのままになった状態で、夫婦2人暮らしで使用していた家財道具を全て処分する事が必要となったのです。
年金暮らしで働いていない私達には、時間は十分にありますが、2人で1時間半も掛けて通い、自分達ですべての遺品を処分する事はとても無理だと判断しました。
そこで、各部屋の中から形見となるものや、重要かもしれないと思われる書類等を自分達で取出し、その上でネットで調べて義母の家から近い所にある遺品整理会社に家財道具の処理をお願いしました。
遺品整理会社から3名の方が来られ、各部屋の収納物をチェックしつつ、重要と思われるものは一旦取り置き、不用品は分別しつつ次々と手際よくゴミ袋にまとめて行かれました。
一旦取り置かれたものを妻がチェックし、残すものと不用品を区分すると言った手順で1日で細かい様々なものの処理が完了しました。
翌日は室内の残されていた大型の家具・家電を搬出し、全ての作業が終了しました。慣れて居られて非常にスピーディーに処理され、それでいて遺族の事を考えて写真や思い出となりそうな品は一旦取り置き遺族に判断を仰ぐと言う気遣いをされておられた事に感心しました。