主人の洋服など遺品を片づけ始めて感じた事

主人を癌で亡くし、5年がたちました。なかなか、悲しみから抜け出すことができず、主人の使っていたものや、洋服など、片づける気持ちにはなかなかなれませんでした。主人の使っていたものを見ると、悲しみがあふれてくるという現実が何年も続いていました。

でも、そんな悲しみも時間が少しずつですが、癒してくれました。娘たちからも「少しずつ、片づけた方が、かえって元気になれると思うよ」と勧められ、私も、気持ちが変わっていきました。

主人の洋服、サラリーマンだった主人は、スーツやネクタイがたくさんあります。スーツは、サイズが合わないと着れないので、処分することにしました。ネクタイは、使えそうなものだけは、クリーニングに出して、友人や、娘の旦那さんにあげることにしました。

そうやって衣類を片づけていくと、主人の使っていた机も処分しようと思うようになりました。思い出がいっぱい詰まっては、いますが、狭いマンションの中においてあるとかえって、気持ちがぐらつくように感じました。机も粗大ごみに出しました。

まだ、ほんの1部しか遺品を片づけてはいませんが、遺品を片づけることは、主人を忘れるということではないと思いました。整理して、すっきりすることで、私も元気が出れば、主人もホットしてくれると思えるようになりました。

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